「子宮筋腫」という女性特有の病気は、女性なら少なからず患う恐れがありますが、意外にも現時点では具体的な原因は特定不可能だそうです。では、現段階で疑いの濃い子宮筋腫の原因を3つほどピックアップしたいと思います。1つの目の原因は「染色体の異常」です。
多少大げさな表現になるかも知れませんが、シンプルな見方をすると、母親の腹部で胎児が成長するプロセスにおいて、子宮筋腫の原因となるものが発生し、その芽を抱えたまま誕生するのではないか、と指摘されています。母体内部で成長する過程で、通常の子宮には存在しない筋肉細胞が子宮内部に発生し、思春期に差し掛かってホルモンの分泌が開始されると、その刺激が細胞に与えられ、筋腫へと形作っていくのではないか、と考えられているようです。
2つ目の原因は「卵胞ホルモンの分泌」になります。「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの1種をご存知の方も少なくないでしょう。女性は毎月エストロゲンの分泌を月経周期の中で繰り返していきます。性成熟期と分類される30代から40代の女性は、特にこのエストロゲンが活発に分泌するそうです。子宮筋腫の成長は、エストロゲンの影響を受けているのではないか、とも指摘されています。
3つ目の原因として挙げられているのは「細胞異常」です。月経周期に伴い、女性の身体では子宮内部の細胞が妊娠を目指して準備を整えます。けれど、妊娠を伴わない月経を繰り返し続けると、細胞が異常化する恐れがあるそうです。異常化した細胞が子宮筋腫の元となる細胞を生み出す原因となっているのではないか、と捉えられています。