違う病気同様、子宮筋腫にも似た症状を持つ病気が存在します。似た症状が現れるので、自分で勝手に判断すると誤解してしまう恐れがあります。絶対に最終的な判断は専門医の診察結果に頼ることを前提に、ここでは子宮筋腫と似た症状が出る病気をいくつかご紹介したいと思います。
「子宮頸管ポリープ」
子宮頚部の炎症やホルモンバランスの影響を受けてこの病気を発症すると、子宮の頸管にポリープが発生します。子宮筋腫と同じく、ポリープは腫瘍の中でも良性ですから、悪化して発ガンする恐れはほとんど心配ありません。不正出血やおりもの量の増加などが代表的な症状として現れます。また、激しく動いたりトイレでいきんだ時に出血することもあるそうです。ポリープのサイズでも状況は変わりますが、通常子宮頚管ポリープの手術はかなり手軽に施術できますから、入院する必要もありませんし、普段の生活に戻るまでに長いタイムラグはありません。
「子宮腺筋症」
この病気の発症率が高いのは、30歳後半から40歳代で、妊娠したことのある女性です。本来子宮内膜に存在するべき組織が子宮の筋肉層の中に発生してしまう病気で、症状の炎症は月経の周期に合わせて繰り返し出ます。子宮腺筋症の特徴は、子宮筋腫の症状同様に、強烈な月経痛を伴うことです。
「子宮肉腫」
子宮がんとは違いますが、子宮肉腫を発症すると子宮に悪性の腫瘍が発生します。子宮肉腫が難しいと言われるのは、子宮がんとは異なり、膣から採取する細胞検査は発見できないからです。しかも、この病気は急速に病状が進行するので、子宮筋腫だと勘違いしていると手の施しようのない事態に陥ってしまうこともあります。